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富商呉服往来[〈新撰・頭書絵抄〉富商呉服往来]  【作者】十返舎一九作・序

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★富商呉服往来[〈新撰・頭書絵抄〉富商呉服往来]
【判型】半紙本1冊。縦214粍。
【作者】十返舎一九作・序。晋米斎玉粒書。
【年代等】文政7年春序。文政8年1月刊。[江戸]山口屋藤兵衛板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。見返し破損に付き、別本にて補充。『富商呉服往来』は、山口屋から出版された絵題簽付き往来物の一つ。本朝における織物の歴史と織物の種類・素材・特色・産地などを書き記す。「抑、我朝之往古、応神天皇御宇、異国女工呉織・漢織来朝而機織・物縫之術始…」で始まる本文を大字・5行・付訓で記す。末尾の「東都呉服店…」を除いて、全て『和漢三才図会』巻27の記述に基づく。列挙する織物の順番も『図会』そのままだが、実在しない「火浣布」などは本文から省く。さらに一九自序もまた『図会』巻27の冒頭部をそのまま引いたものである。本文はまず、応神天皇の御宇(本当は雄略天皇の時代)に中国の呉より呉織(くれはとり)・漢織(あやはとり)の2人が来朝して初めて日本に機織技術が伝えられたことを述べ、続いて「金襴・金入・蜀江の錦…」以下、約65種の織物について説明し、最後にこれらを扱う江戸の呉服店として越後屋・白木・亀屋・恵比寿屋・大丸5店を紹介し、寒暑の時に応じて衣服を自由に選べるのは、まさに治国安民時代の賜と述べて締め括る。本文末尾に「恐々敬白」の語を置く書翰形式を残す。本文を大字・5行・付訓で記す。頭書に「衣服之用」(これも『和漢三才図会』巻28「衣服之の用」の模倣)、また「汚物洗落様」「婦女容飾具」等の衣装関連記事や婦人の化粧具・手道具に関する記事を載せる。
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