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源氏かな文章・四季の扇(天保頃)  作者】三津蔵書か

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源氏かな文章・四季の扇(天保頃)
【判型】大本2冊。収録順に縦257・250粍。
【作者】三津蔵書か。
【年代等】『源氏かな文章』は、天保12年1月書。
【備考】分類「往来物」。三津蔵が使用した手習本2冊。前半の『源氏かな文章』は、明和9年刊『〈長雄〉源氏かな文章』とほぼ同文の往来物で、七五調の文言の末尾が次の文言の冒頭と同音になる、いわゆる「文字鎖」で綴られた文章中に『源氏物語』各巻の巻名を盛り込んだもの。天保12年写本は、「源氏の勝れてやさしきは、はかなくきえし桐壺よ、よそにてみえし帚木は、われからねになくうつ蝉や。やすろふ道の夕がほは、若紫の色ごとに、匂ふ末つむ花の香に、錦とみへし紅葉賀…」と起筆して、「…後の名もうき船の内、契りあだなる蜻蛉を、おのかしそめの手ならひは、はてもゆかしき夢の浮はしにたゝずみまいらせ候。めでたくかしく」と結ぶ文章を、大字・3行・無訓で記す。また、後半の『四季の扇』は、文化5年刊『〈風月余情〉四季扇文章』の本文の一部を抜き取り、七五調・美文体に改編した往来で、別名を『扇乃舞』とも言う。底本は、「四季のあふぎの数々は、白ほね石州九寸五分、絵がらの模様、梅・さくら、雪おれもなき青柳の、糸のみだれや春の野辺…」と起筆して、四季の扇の種類や、絵柄・模様について述べたもの。
SE01450

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