1/3

あつめ草・書袋集(11種)  【作者】不明

★あつめ草・書袋集(11種).pdf

¥2,000 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (58362998バイト)

★あつめ草・書袋集(11種)
【判型】半紙本の書袋(11種)。縦220粍前後。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期刊。[大阪]岡田群玉堂ほか板。
【備考】分類「心学」。江戸後期刊『あつめ草』の書袋集。一部重複するが、初篇~9篇までの11種を収録。『あつめ草』は、庶民に平易な処世訓を説いた石門心学書やその類書を各篇10巻10冊(例外として10巻5冊仕立ての明治期後印本もある)ずつ集めて刊行した通俗教訓の叢書で、書籍広告等では11篇(天明7年刊、江戸後期後印『御代の恩』巻末「教訓書目」には「十一篇」まで明記し、各篇の価格を「代十二匁」とするほか、他の書籍広告には一五篇(ただし「未刻」と付記)まで記したものもある)まで刊行されたとし、『大坂本屋仲間記録』等では6篇までの刊行が確認できるが、7篇以後はしばらく不明であった。ちなみに現存本では初~5篇50冊の小泉旧蔵本(現在は個人蔵)や、初~4篇40冊の東北大学本、海外では、初~4篇40冊のケンブリッジ大学本、初~3篇30冊のカリフォルニア大学バークレー校本が最も完備したものであり、その他は数篇かそれに満たないコレクションである。特に、6篇以降のまとまったものは未発見(ヤフオクに6篇の端本が出品されていたのを見かけたことがある)である。しかし、底本の書袋が9篇まで現存している事実からも書籍広告の通り10篇前後までの刊行が想起される根拠となり得る。なお、『あつめ草』の諸本は、刊行時期や版元によっても若干巻構成が異なる場合もあるため注意が必要である。また、『あつめ草』の詳細は、小泉編・解説『江戸の処世訓 あつめ草』別巻(2013年、大空社)を参照されたい。
SE01641

  • お支払い方法について

¥2,000 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品