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雨のはれ間[雨やどり後篇]  【作者】鎌田一窓

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雨のはれ間[雨やどり後篇]
【判型】半紙本2巻2冊。縦229粍。
【作者】鎌田一窓(虚白斎)作・序。
【年代等】天明6年1月自序・刊。[京都]八文字屋庄兵衞ほか板。
【備考】分類「心学」。江州日野を代表する近江商人・中井源左衛門の旧蔵書(蔵書印のほか直筆記名あり)。序文に「書肆のもとめにまかせ、また、例の篭耳の反ご(反故)のみつ五つを探し出し、『雨のはれ間』と題して、『画本雨やどり』の後へにつくのみ」とあるように、安永9年刊『絵本雨やどり』の後篇として編まれた道話。上巻は、鮑の境遇を羨む蛤に対し、他を羨まず己の「天命を楽しむべし」と諭す寓話から始まり、苦楽が表裏をなすこと、無益の殺生や「心の無きを心とする」ことなどを諭す。続いて、鑓持ちと金持ちとの問答を通じて吝嗇と倹約の違いを示し、知足安分を弁えない愚昧は金銀財宝に使われるばかりで、使うべき時に使わぬは金銀の殺生であると説く。さらに、丁稚・小者に対する乳母の談話に仮託して、初心を忘れた気随・気侭、身勝手・悪行を戒め、「身の程を知れ」の七文字の教訓を弁え、主・親の恩を忘れず、若い時に出精せよと諭す。下巻は、足と手の問答で私智に迷わず己の役割を果たすこと、桶屋の弟子と医者の弟子との問答で「持ち前の正直」のまま生きること、白鷺と烏の問答で自ら招く禍福や知足安分を教え、丸屋の親父と角屋の親父の問答で性を知り性に従って生きるべきことを諭す。

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