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為学玉箒(前後篇・2種)  

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為学玉箒(前後篇・2種)
【判型】半紙本2編6巻6冊。収録順に縦225・222㎜。
【作者】前篇:手島堵庵(信)作。上河淇水編・跋。手島和庵(健)序。後篇:手島堵庵作。上河淇水編・注。越智汎親序。手島毅庵跋。
【年代等】前篇:寛政元年9月序・刊。[京都]淡海屋庄兵衛ほか板。後篇:文化5年9月序・刊。[京都]伏見屋半三郎板(後印)。
【備考】分類「心学」。後印本も抄録した。前篇:手島堵庵と弟子との問答の聞書から「心学に適要にして道術に深切なる」ものを採録して一書としたもの。書名の由来については、序文に心身の「塵埃を掃除する」義と記し、跋文では、本書が『我杖』や『塵斗』に続き、「古人の格言を以て産業を全ふするの一助とし、嘉言善行を集成して、以て日用の間に備へ、心身の塵埃を掃除して、以て天性に復する」ことを教えた書と紹介する。上巻は「あら玉の春」「克己(こっき)復礼」「念々の起る根」「致知格物」「博文約礼(はくぶんやくれい)」など8条、中巻は「心身の安楽」「性を知り道を信ず」「誠は意(こころばせ)を専らにするの謂(いい)」「主一無適」「本心の思ひ、人心(わたくし)の私案」「危き事の根本」など10条、下巻は「曽子と一休との差別(しゃべつ)」「道を信じ、志を立つ」「本心を知れば死生なし」「小過を以て妻を去る」「道の体用」「本心の体用」「性を知るの外(ほか)に第一の悦(よろこび)」など9条を収める。後篇:手島堵庵と門弟との問答聞書である『為学玉箒』の後篇。跋文にあるように、寛政元年の秋に手島和庵・上河淇水等による『為学玉箒』前篇刊行後約20年を経て、書肆芳樹軒(蓍屋儀兵衛)の切望により後篇3冊を加え前後6冊として刊行した。上巻に「三綱領」「本心の心得」「耳がなければ」「角あれば物のかゝり」「心こゝにあらざれば」「新しき箒を以て」など12条、中巻に「人をつかへば苦を」「正月の謡初(うたいぞめ)に」「克伐(こくばつ)怨欲(えんよく)」「仁者(じんは)性の徳」「死人には天心なきにや」など10条、下巻に「老子白髪にて」「君子に成たしと」「無所住は罪を聖人に」「絵に書し餅」「子を見(みる)事親にしかず」「本心は色形なしと聞(きく)」「正月は何を以て目出度(めでたく)」など13条を収録する。なお、『江戸書目』397頁に「為学玉箒 後篇 全三冊 墨付五十九丁/同(文化)五年辰九月/手島堵庵著/板元 京 近江屋次郎吉/売出 須原屋茂兵衛」とある。
SE01648

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