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鸚鵡問答[〈心学〉鸚鵡問答]  【作者】丹羽氏祐

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★鸚鵡問答[〈心学〉鸚鵡問答]
【判型】半紙本1冊。縦224粍。
【作者】丹羽氏祐(令新亭)作・序。
【年代等】文化10年10月自序。文化11年1月、久世友輔(麗沢園)跋。文化12年冬、上河淇水(正揚)序。文化13年10月、児島祺(鳳林琴士)跋。文化14年5月刊。江戸後期再刊。[京都]吉野屋仁兵衛板。
【備考】分類「心学」。袋綴じ展開収録。「心学」の語が登場する比較的珍しい心学書で、問答形式で心学と儒仏の教えの違いを説く。まず、心学道話と念仏の違いや優劣についての問いに対し、念仏は妄想を打ち払う効果があるがそれは念仏を唱える間に過ぎず、家業に忙しい商人・農民が生涯間断なく唱えることは不可能なように、称名・題目・他力・観念のいずれも出家・在家の業が別々に行われるのに対し、心学はひとたび固有の本心を発明すれば「体用一致」で家業をしつつ善に進み安心に至ることが可能とする。続いて、「儒道の不偏不倚(ふい)にて大いなる」の意味や孝道のあり方、儒道と来世・往生との関係(忠孝を尽くせば「即今極楽」)、本心発明の重要性や知足安分、陰徳陽報等を諭す。また巻末に、熟睡時の「生死一致」の理に関しての問答を追加する。なお、書名は序文の「我があやまちをあらためん為によき人の口真似」や末尾の「斯(かく)申述(のぶ)るとはいへども、全く鸚鵡のよくものいふにひとしからん」と記すように、著者の謙遜の意を表したものである。なお、本書は、江戸後期刊行の『あつめ草(二篇)』に収録されている。
SE01660

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