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御代の腹鼓(2種)  作者】大田垣猶川翁作

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★御代の腹鼓(2種)
【判型】半紙本1冊。縦222粍。
【作者】大田垣猶川翁作。
【年代等】寛政9年秋作・刊。天保11年7月刊。[但馬・関宮]敬忠舎施印。[京都]吉岡祐七(玉章堂)製本。
【備考】分類「心学・教訓」。後半に、江戸後期刊『御代の腹鼓・教訓四恩』([京都]堺屋仁兵衛板)を全冊収録した。「天地(あめつち)の誠の道は明らけく、月日のめぐり違(たがい)なく、春は花さき秋みのり、めでたく治(おさま)る天(あめ)が下、弓は袋に箭(や)は箱に、鎧兜といふものも、五月人形に見たばかり…」で始まる七五調の美文体で、まず、御代の太平のお陰を述べ、それに対して飲み食いの不足言ったり、好み事をするのは世の浮沈を知らず、知足安分を弁えないからで、戦乱の最中にある庶民生活の困窮・恐怖・難儀について説く。このような道理を弁えないために、些細な不幸せに浮世を怨み、神仏を恨むが、「吉凶禍福は糾(あざな)える縄の如し」で、これらは皆、天の誠の道であること、人にも誠の道があり、その誠に違いなく生きれば、斉家・治国も実現すること、飢えず濡れずに暮らす果報を頂きながら、世の為にはならず世界の邪魔にばかりなりがちなことなどを述べ、「腹がへらずば喰(くわ)ぬがよし、飲(のん)でわるいは飲ぬがよし、いふて悪いはいはぬがよし、買(こう)て悪いはかはぬがよし、それでお腹があんばいよし、親子にこにこあんばいよし、夫婦兄弟あんばいよし、寝ても起きてもあんばいよし、実(げ)に目出度(めでたく)天下太平」と結ぶ。


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