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〈上元開運・甲子利益・大黒天〉富久貴足神之伝授[福来る神の伝授](2種)   【作者】脇坂義堂(不学庵)作

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★〈上元開運・甲子利益・大黒天〉富久貴足神之伝授[福来る神の伝授](2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・225粍。
【作者】脇坂義堂(不学庵)作。
【年代等】享和4年春作・刊。[京都]吉田屋新兵衛(文徴堂)板。
【備考】分類「心学」。同板2種(ただし扉の有無に違いがある)を全冊収録した。『富久貴足神之伝授[福来る神の伝授]』は、大黒天のお告げによって真の幸福や福徳を悔悟するという筋書きで記した絵入りの心学書。本書脱稿の享和4年甲子の春に合わせ、甲子大黒(甲子の日に大黒天をまつること)にふさわしい甲子の元旦に「そろばん屋の算右衛門といふ勘定つよき男」が大黒天を祀って大身体(大金持ち)を願いつつ寝入った夢の中に大黒天が現れ、「寝て居て果報の来たるべきや」とその心根を戒め、まず、甲子年を喜び、甲子を祭る意味を理解すること、何事も最初の心得が重要であり、甲子は天地万物の根元として極めて重要であること、大黒天の福相や姿の意味などから説き明かし、随時、教訓歌や警句・金言・寓話等を織り交ぜて平易に諭す。以下、大黒天と算右衛門の問答を通じて、「果報は寝て待て」よりも「果報は練りて待て」が大事なこと、一休和尚の「世の中に寝たほど楽はなき」の真意、
白鷺女房と烏女房の逸話や、疱瘡による痘跡(あばた)の醜い女性の逸話などを引きながら縷々説き明かす。こうして道理を悟った算右衛門は、最後に「世に勘定の勘定たる利づめ至極の勘定は、誠にまさる徳はあらじ。誠にまさる宝はあらじ。誠にまさる福はあらっじ、誠にまさる禄はあらじ、誠にまさる寿はあらじ…」と気付いた瞬間に夢から覚め、同時に、真の悟道発明の境地に至る。

SE01806

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