〈教訓絵入〉百物語［教訓百物語］（3種） 　　 【作者】村井由清作

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★〈教訓絵入〉百物語［教訓百物語］（3種）
【判型】半紙本2巻1冊（または2巻2冊）。収録順に縦225・226・225粍。
【作者】村井由清作。
【年代等】文化8年5月初刊（［大阪］加嶋屋久兵衛（盛藻堂）板）。文化12年3月再刊（［大阪］加嶋屋久兵衛（盛藻堂）板）。
【備考】分類「心学」。文化8年板のほか、文化12年板（2冊本）2種を抄録した。『教訓百物語』は、「百物語」に見立てて人倫や処世訓を説いた石門心学書。「百物語」は、夜、数人が集まって順番に怪談を語り合う遊び。ろうそくを100本立てておいて、1話終わるごとに1本ずつ消していき、100番目が終わって真っ暗になったとき、化け物が現れるというもの。「あさおきて夕べに顔はかはらねど、いつの間にやら年寄けり」といった道歌を多く交えるほか、挿絵数葉を載せる。


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