手島先生いろは歌［手嶌いろは歌］（2種） 　【作者】手島堵庵作

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★手島先生いろは歌［手嶌いろは歌］（2種）
【判型】半紙本1冊。縦226粍。
【作者】手島堵庵作。
【年代等】江戸中・後期刊。［大阪］静安舎施印。
【備考】分類「心学」。 別本（信成舎板）も全冊収録した。手島堵庵が安永2年7月に著した「いろはうた」（『〈児女教訓〉ねむりざまし』所収）に挿絵を施した道歌集。半丁に2首ずつ短冊形の界線を設け、イロハがるたのように挿絵とともに掲げる。もともと1首ずつ裁断した一枚刷りの施印兼用で、心学講舎毎に独自で上梓し、各首界線下部に一つ一つ心学講舎名を刷り込んだものが多い。「（い）いぢがわるうは生れはつかぬ　直(すぐ)が元来(もとより)うまれつき」「（ろ）ろくなこゝろを思案でまげる　まげねば(ニヤ)まがらぬわがこゝろ」から、「（す）すまば住(すみ)よし赤子の心　これぞめでたききしの松」「（京）京の大平楽々の身で　外(ほか)の願(ねがい)はみな栄耀(えよう)」までの48首を掲げる。
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