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絵入〉前訓〈附録、司馬温公家範・婦人六徳和解〉(2種)    【作者】手島堵庵作。岡本孝道序

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〈絵入〉前訓〈附録、司馬温公家範・婦人六徳和解〉(2種)
【判型】半紙本2巻2冊。収録順に縦222・223粍。
【作者】手島堵庵作。岡本孝道序。
【年代等】天保5年9月刊([大阪]播磨屋利助(播磨屋理助・文麗堂)板)。江戸後期再刊([大阪]堺屋新兵衛(文精堂)板)。
【備考】分類「心学」。同板2種を収録。本書は、手島堵庵作、安永2年刊『〈男子・女子〉前訓』の本文中に挿絵5葉を添えたもの。『前訓』は、安永2年2月から月3回(3・13・23日の八ッ半時)、7~15歳の男児と7~12歳の女児を集めて、親孝行など「御幼稚様方御行作よろしく御成り候為の御教え」を説いた手島堵庵の講話そのものを指し、その際に配布された各回の講話要旨(後述の各章単位の冊子)をまとめて一冊にした書も『前訓』と呼んだ。その初板本である安永2年板の基本構成は、上巻の男子用「口教」(4章20カ条)と、下巻の「女子口教」(1章5カ条)および、附録の「司馬温公家範・婦人六徳和解(柔順・清潔・不妬・倹約・恭謹・勤労)」から成る。ただし、男子の口教は女子も用いるべき事柄であり、女子の口教は男子もわきまえるべきと諭す。「男子口教」では、起床後の神仏礼拝、祖父母や父母に対する挨拶や返事、正直、遊び事や殺生、無礼な言動、男女の別、友の善悪、他人への嘲笑、目下への体罰、衣食への小言、両親への従順、毎月のお灸、身の養生、善悪の報い、悪と気付いたことを口にし行わないことを教え、「女子口教」では「男女の別」や「三従」「四徳」「舅姑・夫への献身」等を説く。巻頭の岡本孝道序文に「是、童子の眼をなぐさめんため、処々に絵をまじへ、こひねがはくば、修身斉家に導き勤行(ごんぎょう)せん事あれかしと。これ、先生(手島堵庵)の欲するところなり」とある。ただし、安永板の口絵にあった集合・解散時の挿絵は割愛する。序文の孝道は文政11年生、明治35年没(享年75)で明誠舎の教師。見返しの「文麗堂」は大阪・播磨屋利助(天保~安政頃)。


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