心学立身草

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心学立身草
【判型】半紙本1冊。縦224粍。
【作者】花水仙樹（仙太郎）作・序。
【年代等】大正11年1月自序。同年2月刊。［京都］著者蔵板（非売品）。
【備考】分類「心学」。冒頭に『論語』為政篇の「孟懿子(もういし)、孝を問ふ。子曰く違うこと無し」の語を掲げて平易な解説を施し、最後に「十露盤を置て親へは孝をなせ　天の恵は帰一倍一(きいつばいいち)」の古歌を掲げる。以下、同形式で、『孟子』『孝経』『論語』『放家僧(ほうかぞう)の謡』『大学』『中庸』『実語教』『六浦謡』『易経』『卒都婆小町(そとばこまち)の謡』等の金言名句を引いて同様に説く。このほか本文中に合計四五カ条の「訓言」、巻末に「心学一枚起請文」を掲げる。なお、巻頭などに「第一巻」と記すが他巻は未刊と思われる。

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