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心学道歌集〈前編〉(大島有隣・2種)

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心学道歌集〈前編〉(大島有隣・2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦226・227粍。
【作者】大島有隣(義展・79歳)作。
【年代等】天保4年3月作。天保4年4月刊。[江戸]盍簪舎(コウシンシャ)蔵板。
【備考】分類「心学」。袋綴じ展開収録。同板別本も抄録。『心学道歌集〈前編〉』は、大島有隣が著した石門心学書。人は己が「天が下の神物(みそもの)」であることを弁えず、「人欲の私に苦(くるし)み、自身に明徳の備(そなわ)り有(ある)事」を知らずに、「私欲不善を恣にして、世に有がたき自性(じしょう)の神徳を穢し、種々の災難を受け、終には家・国をも失ひ、祖先の祭りを絶(たや)し、人家(にんが)の過(あやまち)に墜(おつ)る」者が少なくないことから神仏・聖賢が種々の教えを説いたが、正直を基本とする神国の教えを諭すには和歌が最適なことから、「実意を宗(むね)とし、読安く聞へ安き」古歌や道歌を数多く集めたもの。最初に「天地(あめつち)の御霊(みたま)をこゝに宮移(みやい)して 四方(よも)を照らせる神の璽(しるし)ぞ」以下の道歌191首(一部発句)を掲げ、続く「守れとは誰いはねども小山田の 案山子は稲を守りこそすれ」以下の道歌にはしばしば詞書を添えながら42首(一部発句)と、一休和尚と蓮如上人や蜷川氏との問答歌19首とその他の道歌152首を列挙する。さらに、「鞍上(あんじょう)に人なく鞍下に馬なしといへる歌」「雨乞の歌」や、危篤の娘(小式部内侍)を歎く和泉式部の歌、「三社の御託」「和歌三神」などの和歌を掲げるほか、「菅公御遺訓」の教訓文も盛り込む。巻末に有隣79歳に人の求めに応じて著した旨を記す。

SE01741

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