孝連勧化抄

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★孝連勧化抄
【判型】半紙本1冊。縦245粍。
【作者】菅原友山（川瀬友山・孝学道人・清水堂）作・序。山本友庸（孝栄堂）跋。
【年代等】天保頃刊。刊行者不明。
【備考】分類「心学」。作者が折に触れて説いてきた孝学道の要諦を書き連ねて一書としたもの。『孝養門』に次ぐ孝学道入門書。孝菅相丞（ママ、菅原道真の独自の尊称カ）、孝釈の開祖である土師友人（ﾊｼﾞﾉﾄﾓﾝﾄﾞ、三百余歳翁）の略伝と孝学道との関係、また、孝学道にまつわる諸教訓や道歌・金言名句の数々を集めた「孝学講釈」を収録する。山本友庸の跋文によれば、常々「『孝養門』の教えに従って行ひ安き孝行の道に至らずして、六ヶ敷不孝の道に迷ふことなかれ」と孝弟の童子らに言い聞かせてきた事柄をぜひ一書にまとめて出版して欲しいとの要望に応えて師匠である友山の教えを聞き書きした経緯を記す。

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