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蒹葭反古集

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★蒹葭反古集
【判型】半紙本3巻3冊。縦228粍。
【作者】慈音尼蒹葭作・序・跋。
【年代等】宝暦5年(1755)10月自序。宝暦6年11月刊。[京都]明井仁右衛門板。
【備考】分類「心学」。序文に「(梅岩)先生の申おかれし言葉の端々覚え記したる反古や、又、我等に人来たりて問うとき、先生の答のはずれはずれおぼえしるしたるあらましを以て答え申したる反古や、亦、我等、先生に問うとき答えの反古や、又、人来たって問うとき、愚が心にうかむにまかせて答え申したる反古…」とあるように、梅岩の講話聞書などを中心にまとめた心学書。跋文では「我愚昧を不顧、右反古を書き集めたる畢竟は、別の儀にあらず。人を人といたしたき志也。如何となれば、三教共につゞまる所の教の要を得心する時は、生死は言うに及ばず、名聞利欲もはなれ安きことあり。是を導かん為に心をつくして終る明師のこゝろざしは、実に有難き御事にあらず哉」と執筆理由を語る。1巻は「八歳にして母におくれ、夫より菩提心にこゝろざすの段」など4章で、冒頭部分は彼女が石門心学に出会った時の感動やその後の修行の来歴など自叙伝風に綴り、『易経』の積善・積悪、『孟子』の性善、儒教を学ぶ意義などを述べる。2巻は「夫、熟おもうに、人は善にほこらず、物とあらそわざる人こそあらまほしけれの段」など7章で、女子三従、育児、孝の道、今日の勤め方と悟道の道などについて述べる。3巻は「神主、保食神の事を論ずるの段」など8章で、『老子経』の教え、奉公人の親からの付け届けを受けない方法、性一理なれば情も一理なること、古今不易の大宝たる正直・慈悲・知恵の三種の神徳などを説く。なお、本書の改題本に明和9年(1772)刊『道得問答』がある。

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