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〈御免〉倹約末乃栄(初・2編)

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★〈御免〉倹約末乃栄(初・2編)
【判型】中本2編2冊。収録順に縦170・165・166粍。
【作者】山田野亭(好花堂・好華堂・案山子・大和屋圭蔵・得翁斎)作・序。
【年代等】初編:天保13年8月自序。天保13年8月刊。[大阪]塩屋喜兵衛蔵板。伊丹屋善兵衛売出。2編:天保13年9月自序。天保14年1月刊。[大阪]塩屋喜兵衛蔵板。伊丹屋善兵衛売出。
【備考】分類「往来物・心学」。初編2種、2編1種を全冊収録。袋綴じ展開収録。『〈御免〉倹約末乃栄(初・2編)』は、石田梅岩作『〈倹約〉斉家論』の主旨に基づき、質素倹約のあらましを童蒙向けに解説した教訓書。初編は「かけまくも恐惶(かしこき)吾大君の御代泰平にて、万民枕を高うし無事安楽に今日を送る事は、全く公の御政、三綱五常の道明に、尊卑の品を正し給ふ故なり…」で始まる文章で、まず国恩の多大なことやそれに対する報恩としての質素倹約を諭し、質素倹約の義理とその実践例(例えば、三食の内容や分限に応じた衣服など)を順々に説き明かす。頭書には「いつまでもわすれず守れ倹約を、身をあんらくにする宝なり」で始まる「倹約いろは歌」や、箇条書きの諸教訓「渡世たとへ艸」を載せる。また、2編は初編の補遺で、「盛代の仁風いたらぬ里もなく、偃靡(のべふしなびく)民艸の、千戸万戸鎖(とざし)を忘れ、枕を高うし、報腹(はらつづみ)して、兵乱塗炭の艱苦を知ざる事二百余年、泰平の日久しければ…」で始まる文章で同様の教訓を展開する。2編頭書には七五調で綴った「倹約臼引歌」を掲げる。本文を大字・5行・付訓で記す。両編とも刷外題・色刷表紙で、同体裁で編んだ本書の姉妹編に天保13年刊『〈御免・質素倹約〉現銀大安売』がある。

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