寺沢かな文章（江戸中期）

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★寺沢かな文章（江戸中期）
【判型】大本1冊。縦264粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸中期刊。刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『寺沢かな文章』は、並べ書きの仮名文の手本。前半は大字・4-5行・無訓で認めた手紙で、花の季節に訪問を請う文、船上での夕涼みの誘いに応える文、土用前の暑中見舞い状、寒中の逗留についての文、姫君輿入れ祝儀状、昨日の訪問に対する礼状の6通、後半部は半丁2行の折手本の版面の体裁で綴った各8行（1丁）の例文で、新年祝儀状とその返状、梅の季節の挨拶状、輿入れ・平産・菊重ねの祝儀状の6通で、合計12通を収録する。

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