〈百人一首・女教訓・用文章〉女万歳宝文庫（天明4年・2種）

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〈百人一首・女教訓・用文章〉女万歳宝文庫（天明4年・2種）
【判型】大本1冊。収録順に縦259・257粍。
【作者】蔀関牛画。
【年代等】天明4年9月刊。［大阪］柏原屋清右衛門板。
【備考】分類「百人一首」。彫工=藤江四郎兵衛･藤江喜平次。同板2種を全冊収録した。『女万歳宝文庫』は、本文欄に「女用文章」と「百人一首」を収録し、その前後や頭書に種々の挿絵や記事を盛り込んだ百人一首・往来物。「女用文章」は「婚礼之文」「同礼に遣す文」「初春の文」以下、散らし書き・並べ書きの女子消息文26通。また、前付に「和歌三神」、「大中姫・衣通姫・草香幡梭姫（ｸｻｶﾉﾊﾀﾋﾞﾋﾒ）・小式部ほか小伝」「士農工商図」「四民女いとなみ草」「七夕のゆらい」「七夕の歌尽」「六玉川」「貝桶の図説」「島台・御厨子・黒棚」「婚礼略式」「女小学五章」「熱田縁采女之事」「照田姫之事」「千世能姫之事」「周防内侍之事」、頭書に「女用文通心得之事」「五色和歌・五行和歌」「三十六歌仙」、さらに「百人一首」との間に「芳野山の景」「小笠原流折形」「色紙・短冊書法」を収録する。続いて「百人一首」の頭書に「小倉山庄之図」「源氏五十四帖和歌」「女手わざ草」「染物之方」「しみ物落しやう」「十二月和歌」「婦人懐妊・産後心得之事」「男女相性之事」「相性極秘伝」「女中名づくし」「六十乃図」、後付に「暦の中段善悪日之事」「暦の下段善悪日之事」「庚申待之事」「女中大和詞」「織縫之初りの事」「よめとりの吉日」「元服袴着漿付」「月の最上吉日」「百人一首よみくせ」「女中の見給ひて益ある本目録」を載せる。

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