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〈教鏡〉女大学・女今川(2種)

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〈教鏡〉女大学・女今川(2種)
【判型】大本1冊。収録順に縦232・233粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期刊。[京都]近江屋宇兵衛板。
【備考】分類「往来物」。同板別本も抄録した。『〈教鏡〉女大学・女今川』は、本文に「女大学」、頭書に「女今川」等を収録。「女大学」は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。「女今川(今川になぞらへて自らをいましむ制詞の条々)」は最も普及した女子用往来で、本書は「常の心ざしかだましく女の道明らかならざる事」で始まる23カ条と後文から成る。以下、女性にあってはならない禁止項目を列挙し、家庭における女性の心得全般を諭す。各箇条は、日常諸般の心得を、親や舅、姑、夫、その他家内の構成員(下僕等)、親類、友人、他人、特に僧侶や夫以外の男性との関係の中で説くが、「心かだまし」と「心すなほ」の強調が目立ち、特に第5条では「主・親の深き恩」を「父母の深き恩」と言い換え、「忠孝」の代わりに「孝の道」とした点や、後文で天地の道や五常を説いた抽象的な表現や、下僕や他人に対する心得などを割愛する一方、孝・貞の見地から己の心の善悪を内省することを説いた点に特色がある。

SE01492

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