義烈回天百首

★義烈回天百首.pdf

義烈回天百首
【判型】中本1冊。縦183粍。
【作者】染崎延房（為永春笑・為永春水2世・狂仙亭）編・序。小林永濯（鮮斎永濯・霞堂・夢魚）画。
【年代等】明治7年7月自序。刊。［東京］岩崎氏蔵板。金松堂売出。
【備考】分類「百人一首」。源烈公（徳川斉昭）から参議安芳朝臣（勝海舟）までの100首を集めた異種百人一首。『義烈回天百首』は、1874年（明治7年）9月に発行された幕末志士の歌を集めた和歌集。豆本。編集は染崎延房、挿絵は鮮斎永濯、発行者は辻岡屋文助（金松堂）。1850年（嘉永3年）発行の『義烈百人一首』とは別物である。吉田松陰、久坂玄瑞、藤田小四郎といった英傑たちの詠んだ歌（多くは辞世の句）を、人物略伝と共に紹介している。編集者の思い込みや伝聞の誤りにより内容の信用度はあまり高くないが、当時の民衆の幕末志士に対する思いや、英雄譚の需要などを読取ることができる（Wikipedia参照）。

SE01561