〈狂歌地口〉心学人孝記［人孝記］

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★〈狂歌地口〉心学人孝記［人孝記］
【判型】中本1冊。縦177粍。【作者】豊年舎泰平（宝田千町・賜堂・谷金川・金兵衛）作・序。歌川貞房画。
【年代等】弘化2年5月序・刊。［江戸］森屋治郎兵衛板。【備考】分類「心学」。表紙色刷り本を抄録。作者自序に「『心学人孝記』と題する侭に、少しは算孝記のゑみもほしき故に、九九の数を時口(じぐち)として、御子さま方のおわらひをたつぷり、只、口のうちで九くとおわらひをねがふのみ」とある。『塵劫記』のもじりは本文ではなく頭書の方で、頭書に九九の読み声をもじった地口。また下段には、石門心学流の正直、堪忍、分限、孝行等の教訓文や道歌を掲げて絵解きする。
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