心学教歌集（桑原冬夏）

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★心学教歌集（桑原冬夏）
【判型】大本1冊。縦257粍。
【作者】桑原冬夏（春秋庵）編・序。
【年代等】文政5年1月刊記。文政5年2月自序・刊。［紀伊］修敬舎蔵板。［大阪］河内屋太助ほか売出。
【備考】分類「心学」。教訓歌（道歌）を多く盛り込んで心学の教えを諭した書。序文で、「我石門の学は、儒を本として老荘・仏氏其余何れの教をも不捨、其要文を取、且、譬喩をかりて以て教導故に、童蒙・婦女といへども、了解（ﾘｮｳｹﾞ）なし安く労少くして功大なり」と述べる。編者自作の教訓歌や教訓文（「五恩冥加歌」「万代不易人の謹行ふ肝要の大事（＊問答形式の教訓）」「老の寝言」「道の異名」ほか）に加え、「諸方の社友に告て教歌を乞求め、拾ひ集」めたもので、和歌に続けて作者名とその所在（国名や地名）を明記した教訓歌を前半部に数多く収録する。
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