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〈諸家〉渡世肝要記(2種)

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〈諸家〉渡世肝要記(2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・231粍。
【作者】有喜堂作・序、梶川信敬(梶川七郎兵衛と同一人か)補。
【年代等】天明8年5月補訂。天明8年10月刊。[京都]梶川七郎兵衛(芸香堂)板。
【備考】分類「心学」。後印本([名古屋]長谷川孫助板)も抄録した。表紙見返によれば、本書は「天下国家、神仏の御恩を忘れずして諸人楽々と世を渡るべき助けになる心得を記」した教訓書で、「天下国家の御恩を忘れず平日有難く存じ奉るべく候事」以下約20項目を載せる。ただし、文章の長さもまちまちで構成も整理されておらず、著者の随感や備忘録といった印象が強い。それも道理で、享保9年刊『冥加訓』第2巻や享保4年刊『町人嚢』第2巻からの引用が目立ち、さらに「我今日」は享保11年刊『民家分量記』第5巻からの引用であるように、諸書からの雑記録のような性格を持つ。本書の独自性については見極めが必要だが、主な記述内容は、『冥加訓』で説かれた天の冥加を得るための日常の生活態度や富裕になるための心掛け、また、法令遵守、火の用心、仏神崇拝、誠、分限、家職出精、始末、礼儀、質素倹約、学問その他についての雑多な心得や教訓歌である。このような寄せ集めの結果、本書には「立身出世薬」とも言うべき教訓として「〈秘法〉六味簡略丸」と「陰徳丸」の2種が同時に掲げられている。
SE01785

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