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礼道階梯[食礼楷梯]

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★礼道階梯[食礼楷梯]
【判型】大本1冊。縦260粍。
【作者】田島養元(泥尾・池竜・昆明淵)作・跋。自寛斎画。
【年代等】享和3年9月刊。[名古屋]風月堂孫助板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『礼道階梯[食礼楷梯]』は、前半に「食礼楷梯」、後半に「礼道階梯」を収録した往来物。前半「食礼楷梯」は、「大概食礼のはしがゝりを物語申候ゆへ御聞候へ」と起筆し、読者に話しかけるような口調で食礼のあらまし、特に「忌み箸(嫌い箸)」など食事の禁忌について平易に説く。ただし同本文は、三浦久之丞(ひさのじょう)(庚妥(つぐやす))作、享保8年(1723)刊『便用謡(べんよううたい)』のうち、8歳以後の諸礼躾方を説いた「躾之端」を丸々引用したものである。また、後半の「礼道階梯」も『便用謡』を参酌したもので、「一、皆人のよるべき者を道といふ。道をはなれていづこにか往来(ゆきき)あらんや。其道の六草の芸の初なる、先、礼道ををしふべし…」と筆を起こして、礼の大意や給仕方礼法、起居進退、請け取り渡し、進物積み方などの作法全般を説き、特に孝養について言及するのが特徴。礼の理念として「礼は謙遜・辞譲とて皆へり下る事ながら、其の程々を知らざれば諂ふに似つ。威儀なくて慇懃尾籠に落ぬべし。また、ゐぎのみかちて和せざるは、傲惰(ごうだ)の人に似たるぞや」と述べ、また、「礼儀の本は、おのが身をみづからひきく、人様を尊ぶこそは大意なれ」と諭すほか、物の授受に右手を使うことを説き、長い物・丸い物・四角い物の持ち方を始め基本的な動作について詳述する。なお、頭書に「諸礼之図式」「中国善行伝」を掲げ、前付に「五節句由来」等の記事を載せる。本書は後に『諸礼大学』(前半部「食礼大学」、後半部「諸礼大学」)と改題されたが、この改題本にも滄浪子序を付すものと高井蘭山序を付すものの2種あり、さらに前半部を「食礼大学」、後半部を「諸礼大学」とする一本のほかに、その双方の首題を「諸礼大学」とする別本もある。
SE01394

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