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〈教訓〉心之姿見[〈幼童教訓〉心の姿見]

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★〈教訓〉心之姿見[〈幼童教訓〉心の姿見]
【判型】中本2編1冊。縦170粍。
【作者】不明。
【年代等】天保2年春作・刊。刊行者不明。
【備考】分類「心学・教訓」。閻魔大王が子供を教諭する寓話等を載せた絵入り小冊子の心学書。前篇は万物の霊たる人間も学ばなければ鳥獣以下となることから説き始め、親の育児の苦労と養育の高恩、孝行の仕方、親不孝となる悪行(穴市・喧嘩口論・怪我過ち)と小悪の慎みなどを諭し、「人に隠す事」「人に言われぬ事」などは大抵悪いことであり、人に隠しても己の本心には隠すことはできないとする。下篇は静謐(せいひつ)の御代の余沢によって地獄も暇になったため、閻魔大王がこの世に出没するようになったことを述べ、ある乳母が賽の河原にいる子供の回向のため閻魔大王に打撒(うちまき)(散米)をする話から始まる。閻魔大王は、主人の米で我が子の未来を助けるのは罪深い愚行と戒め、大津から京都へ鰻を売り歩く男の話をし始める。商売ながら殺生の罪深さを感じた男は一荷から一匹ずつ鰻を川へ放生する。ある晩、助けられた鰻が男の夢枕に立ち、放生の功徳は大きい反面、その鰻が主人のものである以上、男の行為は盗みであり、将来、地獄の責めを受けること、それを償うために放生した鰻の代金を主人に払うことを諭し、夢から覚めた男がその通り実行して真の慈悲者となったという。このような説話を展開しながら、善悪を正しく区別すること、嘘や隠すことは直に明らかになること、「外面似菩薩(げめんじぼさつ)、内心如夜叉(ないしんにょやしゃ)」の教訓から本心や明徳、道に迷うこと、本心を知ることなどを説き、最後に孔子の言葉や『明心宝鑑』の語を引いて一日一善の実践を促す。
SE01694

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