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明徳和讃[明徳和賛](時習舎板・3種)

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明徳和讃[明徳和賛](時習舎板・3種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦222・227・225粍。
【作者】手島堵庵作・序。植村康済序。高田重充(拡仲)跋。
【年代等】安永9年春、手島堵庵序・刊。[京都]時習舎蔵板。[京都]炭屋文蔵ほか売出。
【備考】分類「心学」。同板3種を全冊収録した。『明徳和讃』は、七五調の和讃形式で「明徳」と「孝弟」を説いた手島堵庵の心学書。まず、巻頭の堵庵自序で、仏教で用いられる歎徳(たんどく)(死者の生前の徳を讃えること)や和賛(和讃)が仏教に限らず卑俗を導く便りとなるものであり、心学教諭にも活用すべきことを述べ、続いて、植村康済が本文に匹敵する長文の序文を掲げる。すなわち、「夫(それ)、人は天地の霊にして万物(ばんもつ)の長たりといへり」と起筆し、人間として生まれながら「人らしき業」もせずに暮らし、20余歳の頃に師(堵庵)で出会い、「本然の道」を聞いても怠りがちだったが、心学琢磨の時が至ったためか「無期の至理」を感じるようになった推移を述べた後で、結局、明徳とは「己を責めて人を愛する」ことであり、「吾(わが)師、此心を得て本心の無我をしらしめんと『明徳和賛』を著して徒弟に授」けた趣旨を述べ、「唯、自己の心徳を磨(みがき)て気習のさりがたきを知り、敬を主として聖意を外に求むることなからんことをねがふのみ」と結ぶ。その後で、本文の「明徳和讃」は、「抑(そもそも)人は、天地(あめつち)の、間にいづる、万物の、中にすぐれて、霊といふ、いわれを知れよ、此身こそ、則(すなわち)土にて、こゝろには、則天を、そなへたり…」と起筆して、人間が霊長であること、天地日月と人倫の関係、本心・虚・霊、家職や万物の役割、本心が天の指図であること、天心の明徳を備えた人間の尊さを説く。また、後半の「孝弟和賛」では、「夫(それ)孝弟は、本心の、あらはれ出(いず)る、はじめゆへ、仁を行ふ、其もとゝ、あるにて知れよ、人ごとに…」で始まる文章で、人間生得の本心や仁、孝弟の道と孝弟の功徳などを説く。SE01817

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