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商売往来(元禄板模刻・2種)

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商売往来(元禄板模刻・2種)
【判型】大本1冊。収録順に縦258・258粍。
【作者】堀流水軒作・書(模刻)。
【年代等】江戸中期刊か。刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『商売往来』最古本の元禄板を模刻したもので、元禄板のいずれとも異板で、字配りも異なるもの。首題の下の「堀流水軒筆」の記載や巻末に「此一巻筆徒わらはべの便に…」云々の跋文の有無の点で2本とも異なる。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の4分野について記した往来。特に(3)商品が占める紙幅が大きく、しかもその殆どを類別の商品名(語彙)の形で掲げるのが特徴。その内訳は、被服73語、食品・食物23語、家財・家具・雑具70語、薬種・香料45語、武具38語、動物(主として魚介)43語、その他4語となり、合計296語を収録。日常に必要な商品名を列挙するため、結果としてこの分野は生活関係語彙集としての役割も果たしたと思われる。最後の商人心得は、勤勉・正直・節倹の諸徳に重点を置いて諭しており、商人のみならず四民に通ずる教訓となっている。こうした内容上の特徴から、本往来は都市ばかりでなく農山漁村の子弟にも使われ、江戸後期より明治前期にかけて、数百の版を重ねたほか、幾多の類書や亜流書を生むなど、著しい流布を遂げた。
SE01424

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