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女式目・儒仏物語(万治3年・2種)

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★女式目・儒仏物語(万治3年・2種)
【判型】大本3巻3冊(底本は「女式目」大本2冊本、「女式目」2巻合1冊本、「儒仏物語」1冊)。収録順に縦273・260・260粍。
【作者】最登波留(野田基春・野田弥兵衛)作・跋。
【年代等】万治3年2月跋・刊。[京都]中野弥兵衛板。
【備考】分類「往来物・教訓」。『女式目・儒仏物語』は、『女式目』2巻・『儒物物語』1巻を合わせた3冊本で、原題簽は「女式目(上・中)」、「儒仏物語(下)」。『女式目』は、近世の女訓書では寛永14年刊『女訓抄』や慶安3年刊『をむなかゝ見』に次いで古い初期の女訓書で、上巻には「一、うへうへの上臈方の作法」以下、「町人などの女房」「みやづかへの女房」「町人などにつかふる女房」「おなじくお乳うば」「尼」など各種作法と、「女子おさなき時よりそだてやうの作法」「もろこしのしうげんの作法」「五常の次第」「五倫の次第」「五戒の次第」のまでの11章、下巻には「女とりわけ手ならひし給ふべき事」「文かき給ふべき上中下の次第」「文ことばおなじやうなる事あらまし」の3章を収録する。上巻では女性の作法・心得や、女子の養育や五常・五倫、五戒・十悪などの儒仏の教えについて諭す。下巻は、女子の手習いや手紙の書法・用語など日常生活に必要な教養を主とする。本書は『をむなかゝ見』からの影響が色濃く、例えば下巻第2章の女性書札礼なども同様の主張を展開するが、『をむなかゝ見』よりも具体的な記述が目立つ。本文中に「下々おほくめしつかい給ふてい」「びくに物かたりのてい」「しうげんのざしきのてい」など挿絵8葉を掲げる。後に『〈貞節教訓〉女式目』の書名で寛延4年、宝暦4年に再刊されたが、挿絵は一新された。また、『儒仏物語』は、愚かで道理を弁えない者達数名の世間話の中で、ある人が「儒教と仏教について少しでも知っている人がいたら噺を聞かせて欲しい」と言い出したのに対して、「ある所でこんな話を聞いたのだが…」と切り出したのをきっかけに始まった儒仏問答の形式で、儒教と仏教の起原や儒教のあらまし(三皇五帝、孔門、徳行技芸、五常五倫、葬礼等)や仏教のあらまし(釈尊成道・入滅の経緯、諸宗の祖師や概要、教義・行法、女人成仏、念仏・題目等)などを諭したもの。
SE01487

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