1/5

女初学文章(高精細)

★女初学文章(高精細).pdf

¥3,040 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (392311939バイト)

★女初学文章(高精細)
【判型】大本3巻3冊。縦260粍。
【作者】和田宗翁(以悦・一華堂・一花堂・切臨・持阿上人)作。窪田やす(*窪田宗保息女)書。
【年代等】万治3年6月刊。刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。『女初学文章』は、寛永6年刊『初学文章抄』上・中巻の主題に沿って編んだ女筆手本兼女用文章(本書主題の62%は『初学文章抄』の模倣)。上巻に「用の事ありて文をつかはす事・同返事」以下の往復文20通、中巻に「やくそくなしに物をかりにやる文・同返事」以下21通(うち「弔状」のみ返事なし)、下巻に「乱舞に人をしやうじて礼にやる文・同返事」以下22通の合計63通を収録する。娘の宮仕えのための事前教育を依頼する手紙や、賀茂川の石伏(淡水魚)や桂川の鮎を贈る手紙など、主として京都の上・中流階級の女性の日常生活に関する例文が多い。四季時候の手紙がごく少数で、実用的な用件中心の例文が大半を占めるのが特徴。いずれも大字・無訓の散らし書きにするが、そのうち弔状の散らし書きは異例で、他の往来物にはほとんど例がない。また、本文上欄を界線で仕切って頭書欄を設け、例文中の語注や若干の書簡作法を記し、本文との対応関係を丸付き数字で示す。女子用往来における頭注の最初の例と思われる。いずれにしても本書は、女用文章・女筆手本の先駆的な例として重要である。なお、『貞享2年書目』には本書の増補版と目される『増補女初学文章』が見えるが未詳。
SE01488

  • お支払い方法について

¥3,040 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品