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〈万教訓・諸礼法・書札大成〉文林節用筆海往来[万宝字林文法綱鑑](宝暦11年・2種)

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〈万教訓・諸礼法・書札大成〉文林節用筆海往来[万宝字林文法綱鑑](宝暦11年・2種)
【判型】大本1冊。収録順に縦280・266粍。
【作者】山本序周作・序。
【年代等】享保2年初刊。宝暦11年1月再刊。[大阪]大野木市兵衛(秋田屋市兵衛)ほか板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。同板別本も抄録した。『〈万教訓・諸礼法・書札大成〉文林節用筆海往来』は、「未逢人に遣す状」から「すそわけ物を遣状・同返事」までの286通を収録した最も浩瀚な用文章の一つで、底本はその初版本。各状とも比較的短文でほぼ同輩向けの例文となっており、これを短句に分けて大字・9行・付訓で記し、さらに割注形式で尊卑別の表現や略注を施す。書名の「節用」は、例文の配列や語彙集(頭書「節用字づくし」)で、『節用集』の如きイロハ分類を用いたことに由来し、例えば本文の「ホ」項で「奉公に出たる人に遣す状」「蛍見を催す状」「盆の祝儀につかはす状」「法躰したる人に遣す状」のように、主題の頭字によってイロハ分けするのが特徴。自序によれば、従来の用文章では例文が少なく、「四季の式目、若(もしく)は婚姻、饗応の躰をそふるのみ」であるのを不満に思い、「民間の文通すへき」例文の数々を収録したとする。付録記事も多彩で、特に頭書に盛り込んだ語彙集には、序周編、宝永6年刊『女節用集文字袋家宝大成』や享保元年刊『男節用集如意宝珠大成』の影響も見られる。前付に「難波風景之図(摂州名所図)」「本朝能書の三筆」「看板(管板)書様事」「暖簾書様事」「箱の書付仕様事」「歌書書様事」「扇詩歌書様事」「色紙・短冊書様」「掛物絵讃書様」「絵馬・札書様」「本朝能書の三蹟の事」「京・江戸本海道道中記」「文字略上中下の次第」「唐土の三筆」「物の数書様之事」「書の十体之事」「人倫家業絵尽」「和俗制作の字」「伊勢斎宮の忌詞」「書札教訓状」、頭書に「節用字づくし(草木・鳥獣魚虫・衣食道具・人倫支躰・天地時節)」「故実来歴之絵抄」「文章用捨之聞書抄」「異名尽」、さらに後付に「十干十二支」「近代年号記」を掲げる。享保2年初板本以後、一部、書名や付録記事などを変えながら、享保4年・享保6年・享保18年・延享4年・宝暦11年・天明7年・寛政11年・文政元年とたびたび刊行されたが、このほか、携帯用に小型化された三切本の安永8年板『文林節用筆海往来』もある。
SE01379

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