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〈新板絵入〉商人軍配団[世渡軍配団]

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★〈新板絵入〉商人軍配団[世渡軍配団]
【判型】大本5巻5冊。縦249粍。
【作者】江島其磧作。川島叙清(ノブキヨ、川島信清)画。
【年代等】正徳2年刊カ(江島屋市郎左衛門板)。江戸中期後印。[京都]菊屋喜兵衛板。
【備考】分類「浮世草子」。『商人軍配団』は5巻5冊、浮世草子、江島其磧作、川島叙清画。別称「世渡軍配団」(尾題)。正徳2年冬、京都、江島市郎左衛門刊。内容は、京都島原の揚屋の紙屑籠から飛び出した白玉、実は貧乏の神司(カミヅカサ)と、大宮通りの俄分限の米屋の算盤玉がかたまった黒玉、実は福神の重手代(オモテダイ)が行く先を相談するのを発端(巻1)に、最後に勤倹の家から貧乏神が逃れ去ること(巻5の3)で首尾照応させて、この間に貧福にまつわる13章をおく。各章独立の短編であるが、2章連続のものが2話ある。対称的な人物やケースを関連の相で、または葛藤として取り上げ、構成の調っている点や、技巧に偏し趣向重視の姿勢が見られる点、さらに、談理・教訓的姿勢が強い点などの特徴がある。西鶴の町人物に比べ、構成の整正という点でまさるが、現実感がそれだけ乏しいのは欠点といえよう。発端・末尾の趣向は『けいせい色三味線』の二番煎じである。諸本として、江島屋の住所を削った後印本、京都菊屋喜兵衛刊の求板本があるほか、文化15年2月の江陵山人序を付した改題本『商人軍配記』(角書「出世早合点」また「立身招福」)がある。
SE01840

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