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文布[あやぬの・伊香保の道ゆきぶり・ゆきかひ・散のこり・草乃露]

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文布[あやぬの・伊香保の道ゆきぶり・ゆきかひ・散のこり・草乃露]
【判型】大本2巻1冊。縦268粍。
【作者】油谷倭文子(ユヤシズコ、弓屋倭文子)作。賀茂真淵(県主)跋。橘常樹跋。
【年代等】宝暦8年3月、村田春道序。寛政2年8月序。寛政2年9月刊。[大阪]増田源兵衛ほか板。
【備考】分類「歌文集」。『文布』は3巻3冊。和歌・和文。油谷倭文子作。村田春道編。宝暦8年、江戸・出雲寺和泉掾刊。作者は県門の三才女の一人で、宝暦2年20歳で早世した。本書はその七回忌の宝暦8年に、遺稿を整理し、家集として上梓したもの。同年の春道の序と橘常樹の跋文とがある。版下は師、賀茂真淵が哀情を込めた筆であると推定される。巻1は「伊香保の道ゆきぶり」(紀行文)、巻2は「ゆきかひ」(消息文)と「散りのこり」(歌集)、巻3は「くさの露」(追悼歌文集)である。巻1の紀行は、作者18歳の頃、母と共に上州伊香保温泉に旅行した時のものである。巻2のうち「散りのこり」は作者の私家集で、これだけで独立して伝えられている。巻3には、路子・しげ子・余野子・紅子・さよ子など、当時の同門女流の追悼文や、加藤枝直(エナオ)・賀茂真淵などの墓碑銘文や、長歌12首、短歌26首、文章4編などを収めている。これらもまた作者を知る好資料である(「日本古典文学大辞典」参照)。本来3巻3冊だが、底本のように2巻合1冊(1-2巻の全部と、3巻13丁「倭文子が墓の石にかきたる」を合綴し、3巻「くさの露」を欠く)の改編本も刊行されたようである(底本と同じ装丁の別本が宮内庁書陵部にも架蔵されている)。
SE01873

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