按腹図解

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按腹図解
【判型】大本1冊。縦256粍。
【作者】大田晋斎作。村田嘉言（一柳嘉言）画。浦辺良斎書。
【年代等】文政10年2月、大田武経（押照浪速人）序。文政10年10月刊。［大阪］奥田弥助（松庇閣）板。
【備考】分類「医学」。「按腹（腹部をもむ按摩療法）」のあらましを図解した医学書。見返の紹介文には「此書は按腹導引及小児・姙婦乳汁不下（ﾁﾁｲﾃﾞｽﾞ）、自行療術（ｼﾞｼﾝﾘｮｳｼﾞ）等迄国字（ｶﾅ）画図（ｴｽﾞ）ともつて詳（ﾂﾏﾋﾞﾗｶ）に記す。初学の人または俗家（ｼﾛｳﾄ）の婦女子（ｵﾝﾅｺﾄﾞﾓ）にても、師に寄ずして容易（ﾀﾔｽ）く此術を会得（ｶﾞﾃﾝ）せしめ、将（ﾊﾀ）世人の沈痢痼疾（ﾄｼﾋｻｼｷﾔﾏｲ）をも癒し自（ﾐｳｶﾗ）修しては、身体壮健にして、長寿を保ち、或は老人を養ひ、或は幼児（ｵｻﾅｺﾞ）を育、或は看病人なども心得置て大に裨益あり」と記す。「導引按腹活套」「侯腹辨」「導引按蹻・按摩・按腹・推挐名辨」「癇症疝気論」「家法導引三術図解」など12章に分けて多くの図解を交えて説く。
SE01890