伊香保志［伊香保温泉志・伊香保道中記］（2種）

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伊香保志［伊香保温泉志・伊香保道中記］（2種）
【判型】半紙本3巻3冊。収録順に縦228・230粍。
【作者】大槻文彦（清復ｷﾖﾏﾀ・復軒学人）作。秋萍居士編。小暮楽山補。長命晏春・大月栖霞画。
【年代等】明治12年秋、耕堂（群馬県令楫取素彦君）題字。明治13年秋、秋萍居士序。明治14年4月作。明治15年6月刊。［東京］国文社（出版人：竹中邦香）板。
【備考】分類「地誌」。同板別本も抄録した。『伊香保志』は、大槻文彦が明治12年に伊香保温泉に湯浴みに出かけた折に宿主から乞われて伊香保温泉の地誌について著したもの（いわての文化情報大事典HP）。／伊香保の地誌。内容は、（1冊目）東京より伊香保への道中記、伊香保の概要、温泉効能、湯治心得。（2冊目）名跡案内、産物等。（3冊目）歴史、旧家木暮八郎家所蔵文書の縮図模刻、諸書に見える伊香保関係記事の抄出。精刻挿画入り。銅版折込地図２図。巻末に明治５年９月、如電居士撰「伊香保八景湯治土産」文あり（西尾市岩瀬文庫・古典籍書誌DB）。末尾に、引札「上州伊香保温泉元、木暮武太夫客館之図（聚遠館）」を収録した。
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