活花早ざとし［〈青山流〉活華早教諭・活花早教諭］（初・2編）

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★活花早ざとし［〈青山流〉活華早教諭・活花早教諭］（初・2編）
【判型】半紙本2巻2冊。縦205粍（初編別本は縦174粍）。
【作者】水谷有雅（寿松園有雅）作・序。錦章亭有正校。初編：松尾秀山画。2編：鈴木百年（百年斎）・白井煙村画。
【年代等】初編：嘉永4年1月自序。嘉永4年3月、高邨清致（翠露園）序。［京都］社中蔵板。2編：嘉永4年5月自序。嘉永4年10月、須藤丞（神庵）跋。明治24年5月再刊。［京都］大谷仁兵衛（津逮堂）板。
【備考】分類「花道」。初編は別本も抄録。『活花早ざとし［〈青山流〉活華早教諭・活花早教諭］』は、2編2冊の青山御流（ｾｲｻﾞﾝｺﾞﾘｭｳ）の初歩花道書。コンパクトな小本だが、多くの図解を掲げて詳しく解説する。初編は、冒頭に「古来正風体草之花形逆勝手之図（梅）」「同正風体行之花形順勝手之図（水仙）」と青山御流の由来や本書刊行の意義などを述べ、「真行草三体之図、并、松梅菊三種之伝」「花体本勝手逆勝手之事」「床八方陰陽之図、并主位客位之事」「花器真行草之図、并、古今花体高低之図解」「花器・花台相応之事」など15カ条。2編は、「正風体牡丹・骨蓬（ｶﾜﾎﾈ）之図、并、伝解」「活花大意之事」「床懸物之次第、并、画と花の相応・不相応之事」「同本勝手・逆勝手書台・軸物之事」「床花置所取合之図、并、禁忌之事」など14カ条。SE01907