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医事或問(吉益東洞)

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医事或問(吉益東洞)
【判型】大本2巻2冊。縦266粍。
【作者】吉益東洞(ヨシマストウドウ、為則・公言・周助・東庵)作。
【年代等】明和5年、吉益猷之跋。明和6年2月自序・刊。[京都]菱屋孫兵衛板。
【備考】分類「医学」。京都で開業し古医方を唱えたが認められず貧窮に苦しんだが、後に山脇東洋に見出され、古医方の第一人者として名を馳せた吉益東洞が晩年に著した著作。問答形式で、著者の生命観や医術の根本を述べる。鈴木博夫氏は、「生命について─吉益東洞の「医事或問」から」で『医事或問』について、「彼(東洞)の大志は二千年間途絶えていた中国本来の医学を復活することで、江戸中期以後のわが国の漢方に独特の発展をもたらした。彼の著書にはすぐれたものがあるが、私は特に「医事或問」に共感を覚える。何故ならこの著書は彼の死4年前のもので、彼の医学に対する態度とか生命観、教訓などこの本に結集し、済世救命のために生命をかけて開いた自分の医学を、やがて来る死後、後人に誤りなく伝えたいという熱誠が溢れているからである。……「生死は天の司にして人の司所にあらず。医者は只病苦を救う職分」は、『医事或問』を貫く大きな主題で、これがわかれば東洞の事は、過半わかったと言って差し支えない。当時この説は「天命弁」として激しい議論の中心となった。……つまり「死生は、天の命なり」というような絶対面がある事を彼の研鑽から確立したのである。……生命観なき医書のみ多く読まざるを得なかった私が『医事或問』の中に、生命の心髄や医術の急所を発見した時、どんなに嬉しかったか、今日なお懐かしい。その後時にふれ折にふれ、『医事或問』を拝読するたびに、私を勇気づけてくれた事を、東洞先生に感謝したい」と述べている。SE01926

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