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伊勢物語古意・よしやあしや[予之也安志夜]

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伊勢物語古意・よしやあしや[予之也安志夜]
【判型】大本7巻7冊。縦261粍。
【作者】賀茂真淵注。上田秋成校(「よしやあしや」)。
【年代等】宝暦3年頃成立。寛政5年9月刊。[大阪]渋川与左衛門ほか板。
【備考】分類「物語・注釈」。巻1に上田秋成の序、古意総論、本文注釈の1-15段を記す。以下、巻2に16-31段、巻3に32-58段、巻4に59-76段、巻5に77-95段、巻6に96-125段を分載する。巻1の古意総論には、物語論・題号論・業平自記否定論・伊勢御作否定論・史実相違論・成立時代論・本文論・昔男業平論の8カ条をあげて論じている。全体的に当時の新注に飽き足らず、古意を失わないようにとの意図のもとに、契沖の『勢語臆断』や荷田春満の『伊勢物語童子問』の説を一歩進めてる。注釈の記載形式は、適宜本文に区切りをつけ、注釈を加え、上段にも細字で頭注を施している。旧注名を一々あげることはしないが、全体的に旧注に対する検討をふまえて整理され、その考証は一段と精緻になっている。特に大きな特色は、真名本を底本本文の位置に据えて、定家本系仮名本を「今本」と記して対照的に使用し、大体、真名本によって解釈態度を決めている点である。注釈史上の本文系譜において、定家本系を離れ、真名本を重視している点に特異なものがあるが、その点について本居宣長は『玉勝間』で、真淵の真名本の偏重態度を批判している(「日本古典文学大辞典」参照)。SE01943

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