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医方大成論諺解(貞享2年)

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医方大成論諺解(貞享2年)
【判型】大本5巻合1冊。縦270粍。
【作者】岡本一抱(為竹・一抱子)作。
【年代等】貞享2年5月刊。[京都]武村新兵衛板。
【備考】分類「医学・漢籍」。袋綴じ展開収録。『医方大成論』の注釈書。平松和馬「医方大成論について」によれば、中国、西暦1300年前半、元の時代、孫允賢によって全10巻からなる「南北経験医方集成」が編纂された。これは孫允賢が、いろいろな医学書から治療効果がはっきりしている処方を病症ごとに選び出しひとつの書物としてまとめたもの。さらに、明の時代の彦明公が、孫允賢の「南北経験医方集成」に劉河間の「医方精要宣明論」、寶仙老人の「抜粋方」などにある処方を加えて増補して、書名を「南北経験医方大成」と改めた。ニホンで本書が初めて翻訳されたのは、1528年、堺の医師阿佐井野宗瑞によってである。また、「南北経験医方集成」、「南北経験医方大成」、「医書大全」には各病症名による項目ごとに、そのはじめにそれぞれ病因論、病症論が付されている。これらの病因病症論は、医学のポイントを適切にまとめたものであり、初学者にとって大変参考となるものだった。そこで、その病因病症論だけを抜き出し「医方大成論」という一冊の書物としてまとめられた。白杉悦雄著「冷えと肩こり-身体感覚の考古学」(講談社)によれば、「医方大成論」は、江戸時代の前半期に最もよく読まれた医書であり、日本における中国医書の受容という面で果たした役割はすこぶる大きい。
SE01995

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