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うすもみぢ[薄紅葉](写本)

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うすもみぢ[薄紅葉](写本)
【判型】大本5巻1冊。縦272粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸中期書。
【備考】分類「浮世草子」。享保7年刊本の写し。『薄紅葉』は作者未詳、5巻5冊の浮世草子。享保7年、京都・川勝五郎右衛門刊。内容は、都の色好み浜松岸右衛門が、知恩院参詣の折、おそめを見初めて契りを交わすが、浮き名が立って女の両親にも知れたので、江戸の出店に身を避ける。男は度々文を送るが、媒の女が、男は江戸で女房を迎えたと偽りを告げ、男の文を握り潰してしまう。が、おそめは男への誠をたて通し、親の勧めで奉公した宮様に言い寄られてもなびかず、病気を装って宿に下がり、両親の死後零落しても岸右衛門を待ち続け、信仰する歌の神、玉津島明神の導きでついに再開し、一度絶えた家を再興するというストーリー。本書は和歌を中心とした艶書のやりとりで物語が展開し、歌には類題集並みの初恋・寄花恋・忍恋などの題を表示し、出典を示し、解釈を施す。当時の女性の教養の基礎とされた和歌の講釈を、女子供の親しみやすい物語の筋に沿って示し、「女中のおしへ」とすると共に、恋する男女の微妙な心の綾を細やかに伝える。『源氏物語』の特に末摘花巻の影響が見られる(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02032

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