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鶉衣[宇都羅古路裳](3種)

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鶉衣[宇都羅古路裳](3種)
【判型】半紙本4編(前編・後編・続編・拾遺)12巻4冊。収録順に縦229・222・228粍。
【作者】横井也有(時般トキツラ・紫隠里・半掃庵)作。前編・後編:堀田恒山(六林・未足斎・蝙蝠庵)・大田南畝(覃フカシ・蜀山人・四方山人)編。続編・拾遺:石井垂穂(タリホ・孝政・二亭リャンテイ)編。
【年代等】前編:大田南畝序。宝暦13年奥書。安永2年9月自跋。天明5年12月、六林跋。天明7年刊。後編:天明8年刊。続編:文政6年、石井垂穂跋・刊。拾遺:石川雅望(六樹園)跋。文政6年刊。[名古屋]永楽屋東四郎板。
【備考】分類「俳文」。後印本など3種を収録した。也有自らの生涯の俳文を編集したもの。稿本はもと4編7冊だが伝本によって冊数が異なる。享保12年(1727)から安永8年(1779)までの俳文を年代順に収める。4編は『鶉衣』上下、『続鶉衣』、『後鶉衣』上下、『鏡裏梅』前後から成る。刊本は、4編12冊(前編・後編・続編・拾遺各3冊)。前・後編は堀田六林・大田南畝編。前編が天明7年(1787)、後編が翌8年刊。蔦屋重三郎ほか4名合板。続編・拾遺が石井垂穂編。文政6年(1823)序。安永の初め南畝が也有の「借物の弁」を読んで感動し、六林に『鶉衣』の草稿を求めた。そこで六林は稿本『鶉衣』から気に入った章を抄出し、春・夏・秋・冬の4編4冊に編集して南畝に送った。これを南畝が適当に配分して蔦屋から刊行したのが前編と後編である。前編上は『鶉衣』上から19章を、前編中は『鶉衣』上から1章と『鶉衣』下から12章を、前編下は『続鶉衣』から16章を収める。後編上は『後鶉衣』上から12章を、後編中は『後鶉衣』下から14章を、後編下は『鏡裏梅』前後から24章を収める。これらの章の配列順は稿本における配列と併行している。その後30数年を経て、石井垂穂が、祖父楚巾や父文芦と親しく、自らも少年の頃謦咳に接した也有を慕い、遺文を集めた『半掃庵也有翁筆記』を底本として、前・後編と合わせて永楽屋から刊行したのが続編・拾遺である。『筆記』119章のうち109章と他から入手した10数章を収めるが配列順は『筆記』と異なる。『鶉衣』は古来俳文の白眉として高く評価されている。雅俗渾融により意表を突く滑稽味、和漢の故事や俚諺をちりばめて、巧みな修辞を駆使した『鶉衣』は芭蕉の俳文とは異なる世界を開拓したものである(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02033

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