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雨窓閑話[雨窓間話・白河夜話]

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雨窓閑話[雨窓間話・白河夜話]
【判型】大本3巻3冊。縦258粍。
【作者】伝松平定信作。小林至誠(重介・畏堂)編・跋。
【年代等】嘉永4年4月、河田興序。嘉永4年10月刊。[江戸]和泉屋吉兵衛板。
【備考】分類「随筆」。見返に「近古事蹟論評」とある。織田・豊臣・徳川の三代に亘って所謂物語り風に書いた語り種とした本 様々の有名人物や賢女に至るまでの挿話集(国文学研究資料館DB)。著者、成立年未詳。古今近世の事蹟雑話を集め、記事の後に著者の意見も加えてあり、多く武士道上の教訓談を主とする。織田信長、豊臣秀吉、上杉謙信等の逸話を始め古代質素のこと、観世一代能のことなど、文章もすらすらしていて通読にも興味がある。よって相当に流布したものと思われることは「明君白川夜話二巻松平定信著」として写本で伝えられこれには天明2年(1781)の序が附してある。「雨窓閑話」として発刊されたのは嘉永4年(1851)10月でこの刊本の序には「此書何人の所著なるかを知らず」と明言されている(ArtWiki参照)。なお、本書中巻「桑名屋徳蔵が事、并、妖怪と答話の事」には「海坊主」の話が出てくるが、次の様な逸話である(月刊ムーHPより引用)。「桑名(くわな)の徳蔵(とくぞう)という船乗りがある月末の日に、ひとりで船を出していた。船を進めていると、突如風向きが変わり、波が荒れ、海上に黒雲が立ち上った。たいていの人はこうなると肝をつぶして生きた心地もしないものだが、徳蔵は落ち着いてその場でじっとうずくまった。そのうち、徳蔵の目の前に、常人の倍ほどはあろうかという大入道が現れた。その目はギラギラと血走り、いかにも恐ろしい形相である。その怪物は徳蔵に「どうだ、怖いか」とたずねた。ところが徳蔵はこれに臆することなく「世を渡ることのほかに怖いものはない」と、いってのけた。せっかく脅かすために出てきたというのに、これでは妖怪もかたなしである。大入道は、それを聞くとたちまち姿を消してしまったという」。SE02034

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