絵本信玄一代記

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絵本信玄一代記
【判型】半紙本5巻5冊。縦205粍。
【作者】北尾重政（紅翠斎）画。春秋舎荻声序。
【年代等】寛政2年1月刊。［江戸］鶴屋喜右衛門（仙鶴堂）板。
【備考】分類「絵本・黄表紙」。彫工、山口弥七郎。底本は刊記欠だが、同板の国文研本（ナ4-730-～5）では5巻で完結する（記載の刊年はこの本によった）。仙鶴堂の所蔵する信玄一代記へ新たに補遣などを加えたもの。信玄の幼名「勝千代」の誕生（大永元年11月3日）、成長から元亀4年（1573）4月（本文では天正元年4月と表記）に死去するまでの生涯を描く。5巻最終丁は、嫡男、勝頼と高坂弾正を描き、背景の掛軸に「人は城、人は石垣、人は堀、情は味方、讐は敵なり」と記す。SE02103