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〈児童男女・画図手引〉小笠原諸礼大全[〈刪定〉小笠原諸礼大全](明治14年)

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〈児童男女・画図手引〉小笠原諸礼大全[〈刪定〉小笠原諸礼大全](明治14年)
【判型】半紙本1冊。縦231粍。【作者】石田玉山作・画。篠田正作校。【年代等】文化6年7月、細香主人序・初刊。明治14年11月改訂・再刊。[東京]高橋平三郎板。【備考】分類「礼法」。定価金25銭。礼法全般、食礼・婚礼、通過儀礼、小謡等までを図解入りで説いた童蒙向け小笠原流礼法書である文化6年板『小笠原諸礼大全』の改編版。半紙本2巻2冊と3巻3冊の2種ある。3巻本の第1冊(上巻)は日本礼法の起源や礼の根本、五節句および時服、貴人や客人への応対、物の請取渡し、種々座礼、食礼等、第2冊(下巻)は縁談・結納から始まる婚礼全般と出産以後の生涯の通過儀礼に関する記事と「式礼座席小謡(祝言・佳祝・追福の3門から成る121番)」「茶の湯の事」「茶道百首教歌」「生花仕やう」「香の事」など芸能関連の記事で、いずれも礼法の心得を詠んだ教訓歌(礼法教歌)を多数載せるのが特色。また第3冊(下巻付録)は「式礼用文章」と題した用文章で、「年頭披露状」以下49通の消息例文と頭書「書札要例集」から成る。この「式礼用文章」序文には、近年の用文章が「商家諸職の便用、俗事のみを専らとする」結果、「分限相応の文言を失し、只端的に書」く傾向があるが、相手に失礼に当たる場合も少なくないため、本書を手習ううちに手紙の尊卑貴賤を弁え、文面の書き方を身に付けることができるだろうと述べる。『大阪出版書籍目録』によれば、本書は勝尾屋六兵衛(玉栄堂)原板という。その名残を示すのが「右一帖者、書肆応玉栄堂主人需書」云々の跋文であろう。また、当初2巻で刊行されたが、後に増補されて3巻3冊となったらしい。なお、本書を大幅に簡略化したものが、明治14年刊『〈児童男女・画図手引・刪定〉小笠原諸礼大全』である。SE02180

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