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小笠原流諸礼折形[小笠原諸礼折形・折形本躰伝・良薬躾方](2種)

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★小笠原流諸礼折形[小笠原諸礼折形・折形本躰伝・良薬躾方](2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦226・225粍。
【作者】菊池貞蔵(松山・武直)作・序。*『良薬躾方』は雪石道人作・序、歌川国麿画。
【年代等】享和元年跋・刊、嘉永4年11月以降増補・再刊。[江戸]菊屋幸三郎(金幸堂)板。
【備考】分類「往来物・礼法」。同板別本も抄録した。また、冒頭に書袋を掲げた。本書は、享和元年『折形本躰伝』に、弘化4年刊『良薬躾方』(ただし末尾4丁を除く)を増補した礼法書(『良薬躾方』については後掲)。『折形本躰伝』は小笠原流折形の比較的詳しい図解書である。序文によれば折形は「木・火・土・金・水」の五行から生じた「天の節文(節度を守り、程良い飾り付けすること)」であり、同書は菊池家伝来の折形とする。本書に掲げる折形図は前半部(第11丁裏まで)の「極真の熨斗包」以下116六図と、「男蝶・女蝶」以下14図(水引を朱刷りとする)の合計130図である。作者の詳細は不明だが小笠原流を自称した礼法家であろう。「小笠原流…」の書名も出版の際に書肆が付けたものとも考えられる。このように小笠原家以外の礼法家が続出して一人歩きしたのが江戸時代の小笠原流礼法であった。また『良薬躾方』は、食礼を主とする礼法・婚礼全般を概説した往来物。前半は「喰方之次第、膳に向ひ様之事」以下65カ条で食礼および給仕方作法を述べ、後半「当時婚礼略式」は床飾り・祝言膳部・色直し等について記す。また巻末に、「斉家丸」「修身丸」「六親和合丸」「放党丸」「富貴丸」と題した修身・斉家・家内和合・貧富等の平易な教訓を載せる。本文を小字・14行・付訓で綴り、本文中に挿絵数葉を挟む。なお、本書の宣伝のために出版された安政2年刊『きさらきつみ草』によれば、本書は嘉永4年初刊、同7年再刊で、価格は「銀一匁」であった。
SE02184

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