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〈校正〉翁問答(宝永6年)

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〈校正〉翁問答(宝永6年)
【判型】大本5巻合1冊。縦259粍。
【作者】中江藤樹作。
【年代等】慶安3年6月門人序・初刊。宝永6年5月再刊。[京都]吉野屋権兵衛板。
【備考】分類「教育」。袋綴じ展開収録。『翁問答』は、中江藤樹の著書。1641年(寛永18)に成立。藤樹死後の49年に丁子屋仁兵衛より刊行された5巻5冊本が正規の最古版。翌年に訂正、再構成を行い、改正編を付載した5巻5冊本を風月宗知より出版。以後の出版はこの2系統のどれかに準拠。かな文の問答体の儒教入門書として、江戸時代の末まで広く流布した。藤樹が朱子学から陽明学に転じた時期の思想形態がうかがえる(コトバンク)。5巻または2巻。儒学。寛永17~18年の作で、同20年に京都で刊行。藤樹はこれを捨て、後しばしば改筆。慶安2年本は誤字脱簡多く、慶安3年、改正編を付して刊行。さらに翌4年より天保2年まで刊本多数。天君という老翁と体充という門下が人間の道について問答したのを傍らで聞き、仮名まじり文で記した、という体裁をとるが、もちろん虚構で、藤樹の自作。人間の身の内には孝徳・明徳・良知という天下無双の霊宝があり、その命に従って行動し、神明に仕えるならば天下国家はよく治まるという。孝は宇宙の本源たる太虚と一体であり、『孝経』にもとづいて、天子・諸侯・卿大夫・士・庶人それぞれの孝を述べる。俗儒のように経書の文字訓詁を記憶する学問ではなく、経書の心を師とすべしとする。心学・心法という語を多用し、良知を強調するのは陽明学の影響であるが、中国明末における三教(儒・仏・道)一致の思想の影響を深く受けつつ、宗教的な立場を根底として人倫を説き示す(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02192

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