1/5

於千代物語[〈薩州〉お千代物語・〈薩州〉おちよ物語](2種)

★於千代物語[〈薩州〉お千代物語・〈薩州〉おちよ物語](2種).pdf

¥2,000 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (95623784バイト)

★於千代物語[〈薩州〉お千代物語・〈薩州〉おちよ物語](2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・224粍。
【作者】不明。
【年代等】嘉永7年初刊。明治初年後印。[京都]西村七兵衛板。
【備考】分類「伝記」。同板2種を全冊収録した。『於千代物語』は、薩摩藩における真宗弾圧関連史料。藩の掟を破って浄土真宗に篤く帰依した薩摩藩士、青木清助の娘お千代が京都参詣したことに対する吟味および処刑の顛末を記したもの。彼女は、寛政5年18歳の時に浄土真宗本山参詣のため、表向きは「花見遊山」と称して同行3人とともに京都旅行を果たし、しばらくは表沙汰にならなかったが、寛政8年7月にその噂を聞きつけた役所から呼び出され、同行した3人とともに厳しい吟味を受け、吟味役人より「心底を改め浄土真宗の信仰を捨てたならば命は助けてやる」と改宗を迫られた。しかし、お千代以下4人は皆、真宗の信仰を捨てることはあり得ないと主張し、いかなる刑罰も受ける覚悟である、改宗は言わば、二人の主人に仕える武士、あるいは二人の夫に仕える妻の如きもので、阿弥陀仏に対して二心を持つことはできないと固く信念を曲げなかった。処刑の直前に、お千代は「七十万石の女人往生の先達であるから」と言って、南無阿弥陀仏の6字を頭に取った辞世の和歌6首を書き残した。処刑直後に西方より紫雲がたなびき、斬首された首が一瞬空中に止まり念仏した後、西方に向かって飛び去ったという。このような経緯を述べて、金剛堅固の信心の大切さを諭し、最後に弘法大師の十無益の詠歌を掲げて締め括る。
SE02204

  • お支払い方法について

¥2,000 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品