音韻仮字格

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★音韻仮字格
【判型】半紙本1冊。縦228粍。
【作者】関根為宝（菅原為宝ﾀﾒﾄﾐ、関根江山・親卿・趙斎・揮月堂）作。
【年代等】天保13年以後作。江戸後期初刊。明治初年後印。国字舎蔵板。［東京］嶋屋平七ほか売出。
【備考】分類「音韻」。作者の遠祖である遠江守菅原朝臣古人の『音韻略』、釈安然の『音韻格』および『五十音』を巻頭に掲げ、これらに従って音韻の、に基づき、字音の仮名の定めについて記した書。関根江山は、生没年未詳、江戸時代後期の書家。天保頃の人。江戸下谷にすみ書道を教授し、かたわら古今の名筆をあつめて刊行した。行書・,草書を得意とし、和歌にもすぐれた。名は為宝(ためとみ)。字は親卿。別号に趙斎・揮月堂。著作に「仮名類纂」「音韻仮字格」（ｺﾄﾊﾞﾝｸ参照）。SE02224