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歌意考・文意考

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歌意考・文意考
【判型】大本2巻合1冊。縦267粍。
【作者】賀茂真淵(加茂真淵)作。
【年代等】歌意考:宝暦10年頃成立(版下草稿は明和元年作)。寛政12年7月、荒木田久老序・初刊(五十槻園蔵板)。文意考:寛政12年10月、荒木田久老序。享和2年初刊。刊年不明。
【備考】分類「歌学・国学」。『歌意考』は、1冊、和歌、賀茂真淵著。寛政12年刊。五十槻園蔵板。いわゆる「五意考」の一。写本は多く「歌意」と題するため、本来の題名は「歌意(ウタノココロ)」か。板本の題簽には「歌意考」とあって、一般に「歌意考」と呼ばれる。板本の底本は明和元年の成立とされるが、宝暦10年成立とみられる『問ひ答え』の記述によれば、草稿本は宝暦10年頃までに出来ていたらしい。内容は、真淵の歌論として、簡略ながら要を得ている。古代和歌の本質を古道と結びつけて説きだし、素朴で純一な古代和歌が、儒教・仏教など外来文化の影響を受けて次第に衰え、心も言葉も乱れて技巧を事とした歌風がはびこるようになったが、和歌は元来天地自然に根ざしたものであり、自然が永遠である限り、古(イニシエ)ぶりに還れないはずはなく、古歌を頼りに古の大道をも理解すべきであるとし、若い頃両親から『万葉集』の歌の優れていることを教えられた思い出、『万葉集』の輪郭などをも説いている。和歌の理想としての古代和歌(特に万葉風)の本質と古歌の学習法、古道への復帰を中心とした調子の高い歌論書として、近世歌壇に多大な影響を与えた。/『文意考』は、1冊、国学、賀茂真淵著。写本は多く「文意(フミノココロ)」の名で伝えられる。享和2年、江戸須原屋善五郎ら三都5書肆刊。著者60歳近くの宝暦初年頃までに初稿成り、宝暦12年頃にも加筆。荒木田久老が『歌意考』と合わせて寛政12年に刊行を企てて翌々年刊行された。「五意考」の一。内容は、文章論で、広本と流布本があるが、流布板本は、総論と文例4項から成り、うち、3項は『古事記』からの抄出。広本は文章に補修の跡があり、文例は20項を越えて、『古事記』『日本書紀』「風土記」「祝詞」「宣命」等の古代の文章の代表的なものを収める(「日本古典文学大辞典」参照)。
SE02259

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