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角毛偶語(2種)

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角毛偶語(2種)
【判型】半紙本5巻5冊。収録順に縦224・227粍。
【作者】南渓(淮水隠士・詢道・老杜多)作。
【年代等】天保15年2月凡例。天保15年4月、麻田公岳(赤県学士・麻田喬)序。天保15年5月、古香逸人厓跋・刊。刊行者不明。
【備考】分類「仏教」。後印本も抄録した。儒者、中井積善の『草茅危言』の排仏説を弁駁した書。本書の凡例中に「危言中排仏の一章、初は総じて皇国分立の諸宗を殲滅せずんば政治の休美を得べからずと謂ひ、後は別して真宗を漸滅蕩除するは執政の人の処置なりと云ふ。如此の論は、時勢を察せず人情を動かし国家の乱を醸すの議なるを以て、今其の偏固の執塊を砕き、以て時と情との清寧ならんこと要するのみ」と述べるように、儒仏の徒が互いに相賛成して風教を維持すべき事を論じ、そのなか、韓退之の仏骨表に対する駁、聖徳太子に関する世論の駁等もあって痛快の文字に富む(「増訂国書解題」参照)。作者、南渓(1790-1868)は江戸時代後期の僧。寛政2年生まれ。文政2年豊後(大分県)の浄土真宗本願寺派満福寺の住職となる。神道家や儒者の排仏論に反論し、中井積善の「草茅危言」に対しては「角毛偶語」をあらわした。嘉永4年司教、安政3年勧学。慶応4年8月18日死去。79歳。筑前(福岡県)出身。法名は別に詢道。字は伝灯。号は淮水、覚音坊、円成院。著作はほかに「杞憂小言」「邪正対論」など(コトバンク)。
SE02313

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