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学問関鍵

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学問関鍵
【判型】大本1冊。縦272粍。
【作者】伊藤東涯(源蔵・源蔵)作。
【年代等】享保15年作。元文2年春、菅原家長序。元文2年3月、奥田士亨(シコウ、嘉甫・宗四郎・三角・三角亭・蘭汀)跋。元文2年4月刊。[京都]瀬尾源兵衛(奎文館)板。
【備考】分類「漢学」。伊藤東涯の初学者に学問の大旨を懇説した書。『学問関鍵』は享保15年成立で、東涯晩年の著作。刊行は元文2年。書名の示す如く学問の主眼点を明らかにしたもので、仁斎・東涯の学問観を簡潔に述べている。その主張するところは、「理は一般なるものにて、聖人より凡夫に至るまですこしもかはることなし。気のうけやう同からざるに因り、聖人の徳は清明純粋にして、すこしのまじはりなく、愚不肖なるものは、昆濁遅鈍にして、その理あらはれ難し。これを気質の偏と云」「又人たるもの生出て形気を具るときは、耳・目・口・鼻の欲あり。(中略)その欲熾盛にして、本性をおほひくらますに因て本来の天理を取失う。これを物欲の蔽と云」とある「気質の偏」「物欲の蔽」を取り除き、「虚霊不昧」という純粋な形而上的境地に立ち、尭舜聖賢と一体になるのが学問の本道である、というに存する。また、天地万物の理を極める格物窮理の道と、前者「虚霊不昧」の境地を綜合し、これを「居敬窮理」と称し、学問の本道はここに尽きるという。専ら古の聖賢の道にもどり精進すべきを説き、学問への姿勢・態度を論じたもので、学問の本質論ではない。門人、奥田士亨の跋文、菅原家長の序文を付す(「日本古典文学大辞典」参照)。
SE02314

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